セルフメディケーション税制とは
パスタをすすったら汚いと怒られました。
パスタを食べるのが怖い、こーだいです。
年末調整とかで控除などについて学ぶ時期かなと。
そこで、ドラッグストアでできる節税、
セルフメディケーション税制について説明していこうかと思います。
セルフメディケーション税制とは
一年間（1/1～12/31）で世帯で購入した、
スイッチOTC薬の購入額が合計で税込１２，０００円を超えた場合に、
税込８８，０００円を限度に総所得金額から控除を受けることができる制度です。
最大、税込10万円までが控除対象となります。
スイッチOTC薬とは
もともと病院で処方箋を受けなければ手に入れることができなかったお薬が、
一般薬である「OTC薬」に切り替えられたものです。
ちなみに、OTC薬とは、薬局・ドラッグストアなどで販売されている医薬品のことです。
例
課税所得が４００万円の人が、税込２０，０００円購入した場合、
20,000－12,000＝8,000円が控除されます。
減税額として、
所得税：8000×20％＝1600円
個人住民税：8000×10％＝800円
となります。
最大額の100,000円購入した場合、
100,000-12,000＝88,000円
所得税：88,000×20％＝17,600円
個人住民税：88,000×10％＝8,800円
減税されます。
申請の仕方
確定申告が必要です。
国税庁ホームページで「確定申告書作成コーナー」などを活用するとよいでしょう。
リンクを貼っておきます。
確定申告の際に、購入レシートか領収書が必要です。
大切に保管しておきましょう。
印字不鮮明なレシートなどは無効となります。
注意点
さらに、特定健康診査、予防接種、定期健康診断、健康診査、がん検診
のいずれかを受けている方が対象になります。
これは、適切に健康管理をした上で、薬が必要になった場合に控除を認めるという考えがあるそうです。
医療費控除制度とは併用できないので、そちらも注意が必要です。
対象のOTC薬はそのたびに更新されるので、厚生労働省のページをご参照ください。
では。
